Jupyter notebookで変数一覧を常に出す方法
はじめに
RStudioやMATLABを使ったことのある方ならわかると思うが、今扱っている変数を一望する機能がある。 RStudioならばこんな感じ。
RStudioならGlobal Environmentと書いてあり、MATLABならばWorkspaceと書いてあるやつだ。
jupyter notebookでも%whosと打つと、変数の一覧が表示されるが自動更新はされない。いちいち%whosと打つのはめんどくさい。
めちゃくちゃぐぐると、一応Jupyter notebookでもRStudioなどと同じように変数一覧を出す拡張機能があるようで、あまり知られていないようなので、共有する。
変数一覧を出す方法
jupyter_contrib_nbextensionsのvariable inspectorという機能を使う。
Installing jupyter_contrib_nbextensions — jupyter_contrib_nbextensions 0.5.0 documentation
こちらに従ってインストールしていく。
pip install jupyter_contrib_nbextensions
有効化。
jupyter contrib nbextension install --user
ここからはGUIで操作するのが楽でしょう。
jupyter notebook
でnotebookを起動。そうすると、新たにNbextensionsというタブができていると思う。
次に、検索フォームにinspectorなどと打ち込み、variable inspectorのチェックボックスにチェックをつけ有効化する。
これで設定は完了。
あとは、notebookに新たなボタンが追加されているので、そのボタンを押せば、写真のように変数一覧が表示され続ける(設定でボタンを幼くてもnotebookを起動したときに表示させることもできる。)。
おわりに
nb extensionsは他にも様々な便利な機能を提供している。 variable inspector以外の機能は他の方も紹介している。一度目を通すと良いだろう。 qiita.com